2013年1月23日水曜日

数ⅠA:組み合わせ:道順(最短経路):縦3マス横4マスを左下Aから右上Bまでいく、最短経路は何通りあるか?また、縦1横3のポイントCを必ず通過する場合は何通りか?

数ⅠA:組み合わせ:道順(最短経路)


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(1)縦3マス横4マスを左下Aから右上Bまでいく、最短経路は何通りあるか?
(2)また、縦1横3のポイントCを必ず通過する場合は何通りか?
(3)下図でDを経由しないでBへ行く最短経路は何通りか?
















ポイント
・右、上 にしか進まない。(戻らない:左、下は無い)
・右に行ける回数、上に行ける回数は決まっている。
・何回目に上に行くかを決めれば、そのほかは自動的に右。


それでは、解いてみましょう^^/

 

(1)縦3マス横4マスを左下Aから右上Bまでいく、最短経路は何通りあるか?


まず、何回上に行けるでしょうか?

  3回ですね。

では、何回右に行けるでしょうか?

 4回ですね。

合計何回移動するでしょうか?

 7回ですね。


1回目を①、2回目を②、・・・・、7回目を⑦とすると、
例えば・・・

最初に一番上までいって、右まで行くなら、
①②③④⑤⑥⑦
上上上右右右右


最初に一番右まで行って、最後に上に3回進むなら、


①②③④⑤⑥⑦
右右右右上上上

となりますね。

つまり、何回目が上か?という組み合わせなんですね。
例えば、②回目と⑤回目と⑥回目に上に行くのであれば、あとは、全部右しかないのです。
①②③④⑤⑥⑦
□上□□上上□
















だから、
7回のうち3回を選んでそこに上を入れる組み合わせ。
(=7回のうち4回を選んでそこに右を入れる組み合わせ。)
①②③④⑤⑥⑦
□□☆☆□
 ↑   ↑↑  
 上   上上
□には自動的に右。
7C3=(7・6・5)/(3・2・1)=7・5=35通り

(2)また、縦1横3のポイントCを必ず通過する場合は何通りか?












これは、AからC、そしてCからBと分けて考え、
同時に起こるのでそれらの積と考えるよ。

では、AからCは合計何回進み、上は何回でしょうか?

 合計:1+3=4回
 上:1回

だから、nCrを使って、

4C1=4通り  だね。


同じように、CからBを考えると、

 合計:2+1=3

C2=3通り

これらの積がC経由の最短距離だから、

3×4=12通り 

(3)下図でDを経由しないでBへ行く最短経路は何通りか?
 









これは、(全体)-(Dを通る場合)で求められるんだ。

Dを通る場合は、どう考えようか?
下のポイントE,Fを通る場合の積だよ。

  














では、最初にDを通る場合の数を考えてみよう。
これは(2)と同じ考えだね。

AからEは
C1=2通り

EからFは、
1通り

FからBは
C14通り

 だから、これらは同時に起こるので積なので、

2×1×4通り

 これがDを経由する場合の数だね。


ではDを通らない場合の数を求めてみよう。
 これは、
(全体)-(D経由)
だったね。

(全体)の場合の数は、(1)で求めたね。(AからBまでの最短経路)

全体: 35通り

よって、
 (全体)-(D経由)
=35-8
=27通り

でした!

お疲れ様でした☆

 >ⅠA:順列:辞書式配列:『P,O,W,E,Rを辞書式に配列したとき、POWERは何番目?』(高1)
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