4桁の整数を作る。
(1)4桁の整数。(2)奇数。(3)偶数。
ポイント:特殊な条件のところを先に決めてしまおう!
(1)4桁の整数
ABCDの4桁とすると、Aには「1,2,3,4,5,6」のどれか一つが入り、それは6通り。
(Aの千の位が特殊な場所だね。ex/0123,0425は4桁じゃないから0は除くんだね。)
残りBCDには「0とAで使わなかった5つの数字」「0,?,?,?,?,?,
6P3=6・5・4=120通り。
これのかけ算!(AとBCDは同時に起こるよ。)
6(A)・6P3(BCD)=6・120=720通り。・・・・(答え)
別解)
0を含む4桁の整数は、
「7P4 =7・6・5・4=840通り」
0が先頭の場合は、0XXXと0を除く6つを3つに並べて、
「6P3=6・5・4=120通り。」
これを除くから・・・
7P4-6P3=840-120=720通り。
でもOK!
(2)奇数。
ABCDの4桁で、
ⅰ)Dには『0,1,2,3,4,5,6』(1,3,5)の3通りが入るね。(一の位が奇数)
ⅱ)Aには、0と(ⅰ)の数字以外の5通りが入るね。
(ここで、ⅰの方がⅱよりもより特殊だよ。
Aの千の位を先に考えると、Dを考えるとき、Aが奇数→Dに入る奇数は残り2つ、
Aが偶数→Dに入る奇数は残り3つ。と場合分けが生じてくるね。)
ⅲ)残りのBCは、残りの5つの数字を2つ並べるので、
5P2=5・4=20通り。
ⅰ,ⅱ,ⅲは、同時に起こるから、かけ算!
D・A・BC=3・5・20=300通り。 ・・・・(答え)
(3)偶数。
ABCDの4桁で、
ⅰ)一の位Dが2か4か6のときは、
Dが3通り。
Aが、0とⅰで選ばれたどちらかの数字以外の、残りの5通り。
残りのBCは、『0,a,d,?,?,?,?』残りの5つから2つ並べて、5P2=5・4=20通り。
よって、
D・A・BC=3・5・20=300通り。
ここまでは、奇数と同じパターンでしたね。
ⅱ)一の位が0の時、
Dは、0の1通り。
ABCは残りの『1,2,3,4,5,6』6つから3つを並べて、6P3=6・5・4=120通り。
(A千の位の0を考えなくていいんだね。D一の位で0を使っているから!)
ⅰ(???2、???4、???6)と、ⅱ(???0)は、
同時に起こらないので、たし算!
3・5・5P2 + 6P3 =300 + 120 =420通り。 ・・・(答え)
別解)全体と片方がわかっていれば・・・
(1)4桁の整数720=(2)4桁の奇数300 + (3)4桁の偶数420 なので、
(3)の4桁の偶数を求めるときは、
=(1)4桁の整数720 - (2)4桁の奇数300
(2)の4桁の奇数を求めるときは、
=(1)4桁の整数720 - (3)4桁の偶数420
ですね。
これで整数の順列はバッチリ!!
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