2013年7月3日水曜日

数ⅠA:命題:必要条件、十分条件のマスターへの道(その③『数直線』:「x<10」は「x≦2」のOO条件)

必要条件、十分条件のマスターへの道(その③『数直線』:「x<10」は「x≦2」のOO条件)

さてさて、必要十分条件シリーズも3回目になり、そろそろ慣れてきたかな?

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今回は、数直線の範囲とベン図の関係に注目して問題を解いていこう。

問題:「x<10」は「x≦2」のOO条件

<ポイント>数直線とベン図を描く
 -----------------------------------------------
1.数直線とベン図を描く
2.ベン図から必要条件か十分条件かを読み取る
3.答え
------------------------------------------------
1.数直線とベン図を描く

まず初めに、
P={x<10}
Q={x≦2}

と置いて数直線を描いてみよう。



























2.ベン図から必要条件か十分条件かを読み取る

問題は、
P「x<10」(外側)は、Q「x≦2」(内側)にとってのOO条件。

つまり、
「お菓子」(外側)という属性は、「プリン」(内側)であるために、必ず必要な条件だったので、

今回の答えは、

3.答え
「x<10」は、「x≦2」にとっての必要条件

ということだね!!

お疲れ様でした☆(^-^)v

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数ⅠA:命題:必要条件、十分条件のマスターへの道(その②『実践編』:「2で割れる数」は「4で割れる数」のOO条件)

必要条件、十分条件のマスターへの道(その②『実践編』:「2で割れる数」は「4で割れる数」のOO条件)

さてさて、前回のベン図の図式はばっちりかな!?

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今回は、実践編。

問題:「2で割れる数」は「4で割れる数」のOO条件

について、考えるよ。
 ----------------------------------------------
<ポイント>
・よくわからないものは、別の言葉に置き換える。
-----------------------------------------------
1.問題を別の言葉に置き換える
2.大きいくくりを見分ける
3.具体的な数字を入れて正しいベン図を見分ける
4.日本語に置き換えて図を理解してみる
5.答え

1.問題を別の言葉に置き換える

さっそく、置き換えてみよう!

「2で割れる数」→「2の倍数」

「4で割れる数」→「4の倍数」

つまり、問題は・・・

「2の倍数」は「4の倍数」のOO条件。

という問題にかわるね。

2.大きいくくりを見分ける


次に、①、②の真偽を考えるよ。反例があるかを考えてね。

①「2の倍数」→「4の倍数」:「2の倍数」なら何を選んでも「4の倍数」になる。という意味!
②「2の倍数」←「4の倍数」:「4の倍数」なら何を選んでも「2の倍数」になる。という意味!





   「どっちも正しいような・・・^^;」
 「よくわからないな~」

そんな時は、反例を考えてみよう!!

3.具体的な数字を入れて正しいベン図を見分ける

偶数を考えてみよう。
2,4,6,8,10

これらで、
「6」などは、ポイントだね!

 「6」は「2の倍数」だけれど、「4の倍数」では無いからだよ。
では、
反例:「6」はどちらの図式が正しいかな ?
  




①は「6」は「2の倍数」だけど、「4の倍数」でない。
②は「6」は「4の倍数」だけど、「2の倍数」でない。

「なるほど!!」^0^//

それなら、正しいのは・・・


①だね。

  「 まあ、それはわかったけどこれは、必要条件なの?十分条件なの?」
 そう思うよね。^^

ちなみに問題は、
 「2の倍数」は「4の倍数」のOO条件。
だったね。(主語:「2の倍数」)

4.日本語に置き換えて図を理解してみる

図ではこうだったね ^-^/





















 ではでは、日本語の例に置き換えてみましょう。^^v

これは、「お菓子」と「プリン」でいうと、


 「お菓子」=「2の倍数」

「プリン」=「4の倍数」

主語:
「お菓子」
「2の倍数」

なので、この場合文が正しいのを2つ選べば・・・
①「お菓子」という属性は、「プリン」を十分満たしている。
②「お菓子」という属性は、「プリン」にとって必ず必要な条件。
③「プリン」は、「お菓子」という属性を十分満たしている。
④「プリン」は、「お菓子」という属性にとって必ず必要な条件。 


②と③で、
主語が「お菓子」なのは、
②。

これを、
 「お菓子」=「2の倍数」「プリン」=「4の倍数」に置き換えると・・・

「お菓子」という属性は、「プリン」にとって必ず必要な条件。
「2の倍数」という属性は、「4の倍数」にとって必ず必要な条件。


だから、
答えは・・・

5.答え

 「2で割れる数」は「4で割れる数」の必要条件

なんだね!!^ ^

どうかな?これで、バッチリ!?
(慣れてくるとベン図を見ただけで、必要条件か十分条件か見分けられるようになるよ。)

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数ⅠA:命題:必要条件、十分条件のマスターへの道(その①『基本的な理解』:「お菓子」は「プリン」のOO条件)

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必要条件、十分条件ってよくわからないよね(^^;)

苦手な君も大丈夫!
一緒にステップアップしていけば、センター試験の問題も解けるようになるよv

 
まずは、『日本語』でこの関係をみてみよう^-^

問題1:「お菓子」は「プリン」にとってOO条件
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 1.「お菓子」と「プリン」の関係を考えてみよう!
 2.「お菓子」と「プリン」の関係をベン図に描いてみよう。
 3.では次に矢印の方向の真偽を確認しておこう。
 4.主語(主体)がどちらかで、必要条件か十分条件かが変わる!
 5.答え
 6.補足 
 7.ベン図の絶対
 ----------------------------------------------------------
<考え方>

 1.「お菓子」と「プリン」の関係を考えてみよう!

どちらが、大きいくくりかな?

  A:「お菓子」というおおきなくくりの中に、「プリン」や「あめ」などがあるね。

2.「お菓子」と「プリン」の関係をベン図に描いてみよう。


















「お菓子」の方が「プリン」の外側の意味だね。

3.では次に矢印の方向の真偽を確認しておこう。

①と②正しいのはどっちかな?

①「お菓子」であれば「プリン」しかない。
②「プリン」は「お菓子」である。

正解は・・・


②だね。
①は、なぜ間違いかな?
「お菓子」であっても「プリン」以外が存在するから。「お菓子」であれば「あめ」もある。
この「あめ」を反例などというよ。

さて、これを真偽の矢印で表すと・・・





















4.主語(主体)がどちらかで、必要条件か十分条件かが変わる!

今回の問題は・・・

「お菓子」は「プリン」のOOO条件。
だったね。

では、どの文章が正しいかな?

③「お菓子」であることは、「プリン」を十分に満たしている。
④「お菓子」という属性は、「プリン」であるために必ず必要な条件である。
⑤「プリン」であることは、「お菓子」 を十分に満たしている。
⑥「プリン」という属性は、「お菓子」であるために必ず必要な条件である。

正しい文章は・・・


④と⑤だね。

そして今回の問題の主語は、

「お菓子」は「プリン」のOOO条件。

とあるように、「お菓子」が主語。

なので、 ④と⑤のどちらを選ぶかというと、

④「お菓子」という属性は、「プリン」であるために必ず必要な条件である。
の「お菓子」が主語になっている方を選ぶよ。

5.答え

「お菓子」は「プリン」の必要条件。

6.補足

「プリン」 は「お菓子」にとってのOO条件

と言われれば、






















 ⑤「プリン」であることは、「お菓子」 を十分に満たしている
なので、

「プリン」は「お菓子」にとっての十分条件。
だよ。


7.ベン図の絶対

内側から外側への矢印が

外側から内側への矢印は





















Q⊂P
(Q<P)の方含まれているから小さいイメージ!

これで、だいたいのイメージはつかめたかな ^-^☆

では、次に実践問題をやってみよう!
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数A:組合せ:部屋割り②空き部屋の有無し

数A【空き部屋の問題】 (1)8人が3つの部屋に入る通りは何通り?空き部屋が出ても良い。 (2)   8人が3つの部屋に入る通りは何通り?空き部屋が出てはいけない。 Q1: 6人が2つの部屋に分かれる。次の場合は何通り? ①空き部屋が出ても良い。 ②空き部屋が出てはいけない。 Q...