2011年8月13日土曜日

数ⅠA:集合と論理:生徒100人に数学と英語の試験。数学の合格者は50人、英語の合格者は75人、両方とも不合格のものは10人であった。両方とも合格したものは何人か。(高1)

数ⅠA:集合と論理:
生徒100人に数学と英語の試験を行った。
数学の合格者は50人、英語の合格者は75人、両方とも不合格のものは10人であった。
両方とも合格したものは何人か。(高1)

動画で解説してみたよ↓



解法)
このような問題は、ベン図を書き、一つ一つの領域を文字として置こう!

全体:U、数学の合格者:M、英語の合格者:E、両方とも不合格のもの:X、とすると、

n(U)=m+w+e+x=100 ・・・①

n(M)=m+w=50     ・・・②

n(E)=e+w=75           ・・・③

n(U)-n(MUE)=x=10  ・・・④


①の式に②、③、④を代入します。
が、③が代入できません!
そこで、③を式変形します。
e+w=75
e=75-w  ・・・③’



これを、③の代わりに代入すると、①は、
m+w+e+x=100 
50+75-w+10=100 
よって、
135-100=w
w=35。

両方とも合格したものは、35人。
となるんだね。

(2)数学だけ合格したものは何名か。
(m+w)-w =50-35 =15人。

(3)英語だけ合格したものは何名か。
(e+w)-w =75-35 =40人。


(4)少なくとも一方に合格したものは何名か。
少なくともは、全体から不合格を引くので、
n(U)-x=100-10=90人。


 これは、(1)+(2)+(3)=35+15+40=90人。と求めることもできるよ。
また、n(M)+n(E)-n(M∧E)=50+75-35=90人。と求めることもできるね。

今回の問題は、
1.全ての領域を文字で置く。
2.代入できるものを代入して、余ったものは式変形して代入する。
ってのがコツだったね。

お疲れ様でした☆









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